噛む健康法=フレッチャーイズム」について
■「メタボ」な美食家が健康を取り戻した食事法
「食」に対する考え方の原点とも言えるフレッチャーイズム。今から約100年前のアメリカに実在した裕福な時計商人のホーレス・フレッチャーさんが自ら体験し、学び、考え、努力して考え出した食事法のことで、一般的には「噛む健康法」と言われています。
彼は専属のコックを5人も雇い、日々美食三昧の生活を送りました。その結果、今で言うところの「メタボ」になってしまったのです。
将来を案じた彼の食に対する考え方を一変させたのは、散歩途中に偶然目に飛び込んだ、とある家庭の食事風景でした。
その家庭は決して裕福ではなく、食事は非常に質素なものでした。しかし、家族同士で楽しく語り合いながら時間をかけて食事をするその食事風景は、豪華で美味しいものをお腹一杯詰め込む事ばかり考えていた彼の目には、非常に新鮮なものとして映ったのです。
これをきっかけに、彼は自ら編み出した食事法によって健康を取り戻し、当時としては長寿の79歳でその生涯を閉じました。その食事法とは、
- 時間をかけてよく噛んでから飲み込む
- 本当にお腹が空いた時だけ食べる
- 無理に食材を選ぶ必要は無い
- 食事という行為を心から楽しむ
- 腹八分目
というものです。
■今日からでも、誰にでもできる健康法
現在では、よく噛んで食べる事が肥満の改善に有効である事は、医学界では常識となっています。また、よく噛むことは、近視の予防や記憶力の向上、ストレス抑制等さまざまな効果があると報告されています。
よく噛む事は、今日から誰でもできる、最も安上がりなダイエット法です。皆さんも、この「噛む健康法」を実践して、生涯にわたって健康を保ち、自分本来の生活を楽しんでいただきたいと思います。
