お知らせ
▼2024年1月10日 (水)
・事前質問への回答を掲載しました。
▼2023年12月23日 (土)
・Zoomウェビナー視聴用URL (リンク) 及びウェビナーIDを掲載しました。
▼2023年12月22日 (金)
・当日の配布資料を掲載しました。
▼2023年12月16日 (土)
・オンライン参加者にZoom招待メールが送信されました。(Zoomからの自動配信メールです。)
※メールが届いていない場合は広島県歯科医師会 (Tel. 082-263-8020) までご連絡をお願いします。
・同メールは開催の1日前と1時間前にも送信されます。
▼2023年12月14日 (木)
・会場参加者に参加票を郵送しました。
※1週間程度で申込住所に到着するものと思われますが、12月20日 (水) 頃になっても届かない場合は広島県歯科医師会 (Tel. 082-263-8020) までご連絡をお願いします。
県民フォーラムを開催します。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
県民が安心して暮らせるための四師会協議会主催「令和5年度県民フォーラム」を2023年12月23日 (土) 14:00~16:00に開催します。開催方法は会場とオンラインのハイブリッド開催で、今年度はテーマを「アフターコロナにおける健康づくり~感染症とたたかおう!~」とし、テーマに関係する特別講演や情報提供を行う予定です。
参加費は無料で、どなたでも参加いただけます。下記の通りご案内しますので、ぜひご参加ください。
令和5年度県民フォーラム
アフターコロナにおける健康づくり~感染症とたたかおう!~
2023年12月23日 (土) 14:00~16:00
・広島県歯科医師会館2階「ハーモニーホール」(広島市東区二葉の里三丁目2番4号)
および
・オンライン (Zoomウェビナー)
県民が安心して暮らせるための四師会協議会 (広島県医師会、広島県歯科医師会、広島県薬剤師会、広島県看護協会)
・事前にオンライン参加申込を行っていただいた方は、お送りしているZoom招待メールにあるリンクからご参加ください。
・事前にオンライン参加申込を行っていない方は、開催日時になりましたら、以下の「視聴する」のボタンを押して、Zoomウェビナーにてご視聴ください。
視聴する
(ウェビナーID:842 9049 3924)
(視聴可能日時: 2023年12月23日 (土) 14:00~16:00)
・「視聴する」のボタンは開催日当日に押すことができるようになります。
・「視聴する」のボタンを押すと、ウェビナー登録の画面に移動しますので、「名前」と「メールアドレス」を登録いただき、ウェビナーにご参加ください。
コロナやインフルエンザに対する免疫をつける為の食事管理や、マスク着用、手指消毒やうがいなどの生活習慣などの健康管理、今後の換気対策などの環境衛生についても教えて欲しい。
コロナやインフルエンザのような呼吸器系感染症の対策には、感染ウイルスを吸い込まないように、また、部屋のウイルス量を薄めるために、マスクや換気は重要です。ウイルスがついた手を口元に当てて、そこからウイルスが口の中に入っていく感染経路は手指消毒で防ぐことも可能です。地域で感染が広がっている時には、このような感染対策は特に必要です。
免疫をつける食事は、新型コロナに関してもビタミン剤、ミネラル、健康食品などの予防効果の報告はありますが、もっと重要なことは、バランスのとれた栄養のある食事をとることです。「栄養3・3運動」の毎日3食、3色食品群のそろった食事は大切です。
コロナに感染し、自分は微熱で喉の軽い痛みくらいで軽傷だった。個人差がある理由を教えて欲しい。
感染症では感染微生物の毒力、感染力と人の免疫能、防御能のバランスで、感染したり、発症したりしますし、症状の程度にも関係してきます。例えば、感染して発熱するのは、微生物が人の細胞に感染侵入すると、対応するようにサイトカインがでますが、このサイトカインがプロスタグランディンの産生を促し、このプロスタグランディンが脳の発熱中枢を刺激して発熱することになります。このような反応には、人の免疫、遺伝、年齢などが関わっており、微生物の毒力も含めて、感染や症状の違いの理由とされています。新型コロナでは、以前に普通のコロナに感染した人はかかりにくい交差免疫がある、ワクチンを受けた人は抗体ができて重症化しにくい、小児や若い人は症状が軽い、ある遺伝子を持っている人は感染しにくいなどと言われていますが、複合的な要因が感染症状に関わっていると考えられています。
コロナに感染した後、仕事をすると以前にない息切れをするようになりました。自分で出来るトレーニング方法があれば教えて欲しい。
息切れはコロナ後遺症の重要な症状です。長く続く場合もありますが、多くは徐々に回復します。回復のためにもリハビリテーションは大切です。息苦しさの程度に合わせた歩行やジョギング、室内ではストレッチや下肢筋力練習は効果的ですし、呼気で軽く腹部を押し、吸気で腹部が押し返すよう意識する腹式呼吸も有効です。軽くから始めて、少しずつ運動量をあげながら続けることが大切です。
慢性鼻炎とコロナに関係があれば教えてください。
新型コロナウイルスは鼻や口から侵入し、咽頭、喉頭、気管、肺に進行してそれぞれの場所で急性炎症を引き起こします。新型コロナ感染症流行の初期には急性肺炎による重症化が目立ちましたが、後期には急性炎症は喉までに留まることが多くなり重症例は減少しました。新型コロナウイルスによる急性肺炎の症状が遷延し慢性化するものがあるように新型コロナウイルスによる急性鼻炎の症状が遷延し慢性鼻炎になる可能性はあります。
最新の歯の治療やインプラント、インプラント入れ歯について手入れなども含めて知りたい。
最新の歯の治療については、患者さんの状態や症状によって多岐にわたるため大学病院などをご受診のうえ、症状に応じて専門医にお問い合わせください。インプラントのお手入れについては基本的にはご自分の歯や入れ歯と同様ですが、こちらも詳しくは個別に歯科医院にお問い合わせ願います。
「てんかん」という病気を持っているので薬の関係で歯茎に影響があるのですが、コロナに関係があるでしょうか。
フェニトイン (抗てんかん薬) の副作用により、薬剤性歯肉増殖が発症することがあります。歯肉増殖自体は軽度の慢性歯肉炎を伴いますが、清掃不良により、その炎症は急性化・重症化しやすくなります。炎症があるという事は、免疫機能のバランスが崩れ、新型コロナその他の感染症にもかかりやすいと言えますので、口腔ケアに注意が必要です。
父親が認知症になっている為、認知症になりたくないから歯周病予防が気になる。
認知症の7割を占めるアルツハイマー型認知症では、脳細胞を破壊するアミロイドβという物質の蓄積が見られます。歯周病菌によりアミロイドβの蓄積量が10倍になることで、認知症リスクが高まるため、口腔ケアに注意が必要です。
50代後半からでも歯並びや噛み合わせを治すことは可能でしょうか?
比較的高齢になっても、歯並びの矯正や歯の治療によって噛み合わせを治すことは可能です。患者さんの全身状態や口の中の状態によっても治療の適否は異なりますので、詳しくは矯正歯科などにお問い合わせください。
<本ページに関するお問い合わせ>
一般社団法人広島県歯科医師会
事業部事業第一課
電話番号: 082-263-8020