一般社団法人広島県歯科医師会は、2022年1月19日 (水) 午後1時から、広島県歯科医師会館 (広島市東区) 1階「広島口腔保健センター」にて、2021年プロ野球ドラフト会議の指名を受けた広島東洋カープの新入団選手11名 (黒原拓未投手、森翔平投手、中村健人外野手、田村俊介外野手、松本竜也投手、末包昇大外野手、髙木翔斗捕手、新家颯投手、前川誠太内野手、中村来生投手、坂田怜投手) の歯科健康診断を、感染症対策を十分に講じたうえで実施しました。
この歯科健診は、球団の依頼を受け、春季キャンプを目前に控えた新入団選手の歯と口の健康をチェックするもので、1990年 (平成2年) から毎年実施しています。
歯科健診では、歯科医師がむし歯の有無や歯ぐきの状態などを調べました。また、しっかり噛むことがアスリートのパフォーマンス向上につながるといわれていることから、咬合接触検査装置を用いて噛む力や噛み合わせのバランスなども調べました。咬合力は、森翔平投手が新入団選手の中で最高値を記録しました。
歯科健診の終了後には、歯科医師からマウスガード装着の目的と効果を説明し、歯科衛生士から正しい歯みがきの方法や定期的に歯科健診を受けることの大切さなどを説明しました。
マウスガード装着の重要性及びその効果について説明を受けた黒原拓未投手は「今までマウスピースを使用したことはないが、機会があれば試してみたい」と話していました。
頑張れカープ!跳ねろ若鯉!スポーツ歯学の普及啓発に取り組む一般社団法人広島県歯科医師会は、新入団選手の今後の成長と活躍はもちろん、広島東洋カープの10回目のセ・リーグ優勝とCS突破、そして38年ぶりの日本シリーズ優勝、悲願の日本一を期待しています。
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