広島県歯科医師会は、2025年1月15日 (水) 午後2時から、広島県歯科医師会館 (広島市東区) 1階「広島口腔保健センター」にて、2024年プロ野球ドラフト会議の指名を受けた広島東洋カープの新入団選手8名 (佐々木泰内野手、佐藤柳之介投手、岡本駿投手、渡邉悠斗内野手、菊地ハルン投手、小船翼投手、竹下海斗投手、安竹俊喜捕手) の歯科健康診断を実施しました。
この歯科健診は、球団の依頼を受け、春季キャンプを目前に控えた新入団選手の歯と口の健康をチェックするもので、1990年 (平成2年) から毎年実施しています。
歯科健診では、歯科医師がむし歯の有無や歯ぐきの状態などを調べました。また、しっかり噛むことがアスリートのパフォーマンス向上につながるといわれていることから、咬合接触検査装置を用いて噛む力や噛み合わせのバランスなども調べました。咬合力は、佐々木泰内野手が新入団選手の中で最高値を記録しました。
歯科健診の終了後には、歯科医師からマウスガード装着の目的と効果を説明し、歯科衛生士から正しい歯みがきの方法や定期的に歯科健診を受けることの大切さなどを説明しました。
検査を終えた佐々木泰内野手は「普段から歯磨き以外に舌ブラシを使って舌磨きも行ってきました。今後も続けていきたいと思います。かみあわせの検査で、高い数値が出ましたが、歯が折れる可能性も指摘されてたので、機会があればマウスピースも試してみたい。」と話していました。
頑張れカープ!跳ねろ若鯉!スポーツ歯学の普及啓発に取り組む広島県歯科医師会は、新入団選手の今後の成長と活躍はもちろん、広島東洋カープの10回目のセ・リーグ優勝とCS突破、そして41年ぶりの日本シリーズ優勝、悲願の日本一を期待しています。
<本ページに関するお問い合わせ>
広島県歯科医師会 (企画・広報部)
電話番号: 082-263-8020